グリーンIT、環境適応車、カーボンオフセットなど
省エネ、地球温暖化防止に関する難しい言葉が最近増えています。
そういった難しいエコ用語を分かりやすくがモットーです。

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エネルギー:太陽光発電

太陽光発電は高額ですからしっかりとした業者さんに頼みたいですよね。
最近では、ヤマダ電機などの家電量販店でも代理店業務を始めています。
まずは、そういったところから情報を聞いてみるのもいいんじゃないでしょうか。

太陽光発電といってもメーカーもたくさんあります。
値段はもちろんのこと、性能・効率・施工方法・耐用年数・保証・形・大きさ・デザインなどなど色んなことが違うわけです。

一長一短、なかなか選べないという部分もあります。
基準を決めるといいますか、他と比較する際の判断材料として
家電量販店の情報をベースにするのもいいのかなと思います。

あとは、太陽光発電一括見積もりサイトというのもあって
地域の業者を一括して見積もってくれるサイトもあります。
見積もってくれる業者は、各サイトマチマチですが
だいたい平均5社ぐらいでしょうか。
その5社からプレゼンみたいに説明を聞き、意見交換する中で
ここならいいかも、と業者を決められるケースも多いようです。




住宅メーカーの太陽光発電装置の
値引き合戦が激しくなっています。続きを読む
シリコン系、化合物系。
太陽電池にはいろいろな種類があります。続きを読む
宇宙で太陽光発電。
壮大な事件が始まります。

経済産業省と文部科学省の所管である
宇宙航空研究開発機構(JAXA)が中心となって行います。


太陽光発電といえば、家の屋根やビルの屋上などのイメージですが
宇宙空間に太陽光発電を設置するというのです。

仕組みはこうです。


2キロ四方の大きな太陽光パネルを
ロケットなどで高度3万6000キロの宇宙空間に設置。

電力を作る

マイクロ波に変換

地球に送信

地球上では、直径4キロのアンテナで
マイクロ波を受信

再び、電力に変換


宇宙での太陽光発電の利点は
天候に左右されず、昼や夜に関係なく
常時発電ができるという点です。

ただ、問題はコスト。
いったいどれだけかかるんだって話ですが
100万キロワットクラスの太陽光発電で
1兆〜2兆円。

元をとるのに、30〜40年の歳月が必要だそうです。


2030年の実用化を目指していますが
はたして、どうなりましょうか。

経済産業省は、家庭などが太陽光発電で
発電した電力のあまった分、余剰電力を現在の2倍の価格で
電力会社に買い取られるという制度を始めるようです。

実施時期は、当初2010年中を計画していましたが
環境意識が高まっている現状を踏まえ2009年内に
始める方針。


太陽光発電は、補助金の効果もあり、売れています。

国の太陽光発電の補助金額は、1キロワット当たり7万円。
家庭用は、3キロワットが標準的なので
21万円の補助金ということになります。

それ以外にも各自治体が独自に補助金を出しています。
東京都だと1キロワット当たり10万円。
3キロワットで30万円です。
国の補助金と併用できるので、合わせて
51万円の補助金ということになります。

さらに、墨田区も1キロワット10万円。
3キロワットで30万円です。
先の国・東京都と墨田区を合わせると
合計金額が81万円になります。


他にも大阪市で1キロワット5万円。
堺市では、1キロワット7万円と
全国的にも、補助金制度は広がっています。



少し話が、横にそれましたので
太陽光発電買い取り価格の話に戻します。

買い取り価格が2倍になることで
発生する費用はどうすのか?
ということですが、国の方針としては
電力料金から広く浅く転嫁する模様。

試算では、標準家庭で月間負担額は約30円。
その後、太陽光発電がさらに普及すると
月額50〜100円ぐらいの負担になる見込みです。

太陽光発電を設置した家庭はいいとして
太陽光発電をつけていない家庭や
環境的につけれない集合住宅の家庭などに
納得してもらえるか、そのへんが問題ですね。



太陽の光がどうして、電気になるのだろう?
不思議ですよね。


例えば、夏真っ盛りに海に行ったとします。
ギラギラの太陽でかなり暑いのですが
同時に砂浜の砂も熱くって
裸足では歩けませんよね。

これは太陽光エネルギーが、砂に吸収されて
熱に変わっているからなのです。

だから、その光エレルギーが熱に変わってしまう前に
電力として活用しよう。
そういう考えですね。

光エネルギーを電気に変えるには「半導体」を使います。
「半導体」とは、どういうものかといいますと
大雑把に言ってしまえば、
条件によって電気を通したり、通さなかったりする
物質のことを言います。

で、この半導体。
n型半導体というのと、p型半導体というのと
2種類あります。
それぞれに特徴があるのですが
それは、別の機会に説明します。

太陽電池には、このn型半導体とp型半導体の両方を使い
重ね合わせたような構造になっています。


では、太陽電池が電気になるメカニズムです。

●半導体に太陽の光が当たる。

●すると、電子(−)と正孔(+)の対が生まれる。

●電子(−)は、n型半導体に引き寄せられ
正孔(+)は、p型半導体に引き寄せられる。

●n型とp型の接合面は、一方通行で
逆戻りできない仕組み。

●n型半導体には電子(−)が集まる。

●p型半導体には正孔(+)が集まる。

●故に、n型とp型の間に電圧が生まれる。

なので、電極に電球などをつなぐと電流が流れることになります。
これが、太陽電池の仕組みです。
一口に太陽電池といっても
いろいろな種類があります。

今までは、主にシリコンを使うタイプが主流でした。
でも、シリコンは半導体にも使われていますから
シリコン原料が高騰しているうえに
調達不安という問題も抱えています。

そんな背景から色々な太陽電池が
開発されているのですね。

それで今回は、いくつかの太陽電池を
紹介したいと思います。

大きく分けると、シリコン系と非シリコン系に
別れます。
*非シリコン系は、そのままの意味で
シリコンを使わない太陽電池ということです。

そのシリコン系もいわゆる従来タイプのものと
薄膜シリコン系に大別されます。

一方の非シリコン系も
金属化合物(CIS)タイプと色素増感タイプに
分けられます。
*CISとは、銅・インジウム・セレンの頭文字から
つけられたものです。


●シリコン系
・従来タイプ
・薄膜シリコン系

●非シリコン系
・金属化合物(CIS)
・色素増感タイプ

それぞれ、発電仕組みや光電変換効率、コストなども違います。
*光電変換効率とは、太陽光を電気に変える性能のこと。

それぞれについて書いていくと
かなり長くなるので、今回はこれくらいにしておきます。

しばらくは、シリーズで太陽電池について
書いていきます。

次回は、従来タイプの太陽電池について。
何故、太陽光から電気が生まれるのか
その辺を考えてみたいと思います。


地球温暖化防止対策、二酸化炭素(co2)排出量の削減
毎日のように新聞やニュースに登場するキーワードです。

しかし、その露出の割に排出量の削減が進んでいない日本。
特に、家庭での削減は、逆に増えているような状態です。

削減の切り札として期待がかかるのが、太陽光発電システムや
家庭用の燃料電池コージェネレーションシステム(熱電併給)。

経済産業省では、2009年度の概算要求に
これらのシステムに対する補助金を、盛り込むみたいです。

太陽光発電それに先立ってというのでしょうか
東京都は2009年度から
太陽光発電システム設置に対し
標準的な家庭で30万円規模の
高額補助制度を導入するらしいのです。

というのも、東京都の2007年度
太陽光発電システム導入件数は
3739件。
2006年度に比べ、100件以上減っています。
そういうこともあるのでしょう。

補助制度の具体的な内容ですが
太陽光発電システムを設置する費用は、約200万円。
標準的な家庭向け太陽光発電システムの出力は
だいたい3キロワットほど。

東京都は、1キロワットあたり10万円を補助するそうです。
3キロワットで30万円になります。
それ以外にも、太陽熱を利用した温水器などにも
設備内容に応じ、1件あたり3万〜20万円を補助。


東京都は、この制度導入で、年間設置件数を
1万件以上に増やしたい考えです。
果たして、どれくらい増えるでしょうか?
大阪駅周辺は、阪急百貨店をはじめ
JR大阪駅など改装工事のラッシュです。

何年か後には、陸橋から見える風景も様変わりするんでしょうね。

さて、そのJR西日本が行っている大阪駅の改修工事ですが
環境に配慮した「エコステーション」にする構想を発表しました。

駅ホームのドーム屋根部分には、2千平方メートルの
太陽光パネルを設置するようです。

設置場所は、南側のアクティー大阪の影にならない
陽のあたる時間が長くなるような場所に設置。
その発電能力は、最大250キロワットで
駅の電光掲示板や照明に使う予定らしい。

250キロワットといえば、一般家庭で約100世帯分に相当。
かなりの電力です。

また、JR大阪三越伊勢丹入居予定の新北ビルと
JR大阪駅南側の「アクティ大阪」の増床部分の屋上を緑化。
両ビル間の連絡通路には、霧状の水を蒸発させて
冷却効果を生みだすドライミストを設けるみたい。

そのドライミストによって、噴霧エリアの気温を
2〜3℃下げる効果が見込めるとか。

それ以外の環境対策として、新北ビルでは雨水の利用。
ドーム屋根に降った雨を集めて、再利用します。
主に便所で活用するみたいで、節水量は1日約700トン。

これらの環境対策費には、15億円かかり
二酸化炭素(co2)排出量を、約10%削減できるとしています。


大阪駅構内に、大阪駅開発プロジェクト「PRブース」が
開設されたらしいので、近いうちに一度行ってみます。


省エネ快適エコライフです。
こんにちは。

太陽光発電は、地球に優しい電力といわれています。
でも、なぜ太陽光発電なのでしょう?


地球温暖化防止会議で、日本は温暖化ガス(二酸化炭素など)の
6パーセント削減(1990年比)を約束しています。
しかし日本では、エネルギー消費量が年々増加。

そこで、消費エネルギーの削減である省エネと共に
エネルギー資源の根本的な見直しがなされ
注目されているのが太陽光発電です。

太陽光発電は、地球温暖化の要因のひとつである
二酸化炭素の排出が発電時ゼロ。
まさに理想的なクリーンエネルギーです。

二酸化炭素は、石油などの燃焼消費によって排出されます。
日本では1998年度の総合エネルギー統計によると
石油が52.4パーセント。
石炭が16.4パーセント、天然ガスが12.3パーセント
原子力は13.7パーセント、水力・地熱は4.1パーセントです。

このような化石燃料依存は、二酸化炭素など
環境問題だけが問題ではありません。
石油をはじめとする天然資源の枯渇も
危惧されています。

一説では、石油は43年、天然ガス62年、ウランは64年
最もエネルギー資源可採年数が、長いと予測されている石炭でさえ
212年といわれているのです。

その点、太陽光発電のエネルギー源である「太陽光」は
当分その心配はありません。

ただ、太陽光発電を製造するときに
二酸化炭素は発生するわけで・・・



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