グリーンIT、環境適応車、カーボンオフセットなど
省エネ、地球温暖化防止に関する難しい言葉が最近増えています。
そういった難しいエコ用語を分かりやすくがモットーです。

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省エネ節約術:家電

省エネ快適エコライフです。
こんにちは。

生活する上で、冷蔵庫は必要です。
なくて生活できなくはありませんが、かなり不便。
そんな冷蔵庫の省エネについてのお話です。

冷蔵庫は、家庭の消費電力ウェイト比較(平成14年度推定実績)で
エアコンに次ぐ第2位の16.1%を占めます。
よくよく考えてみたらそうですよね。
冷蔵庫は、24時間365日フル稼働ですから。

これだけ働き続ける家電は、他に見当たりませんよね。
そこで、冷蔵庫の省エネを見ていくことにします。

冷蔵庫の省エネ

1、熱いものは冷ましてから入れる。
熱いまま入れると、冷蔵庫内の温度が上がり、より多くのエネルギーが必要です。
その分、電気代もかかります。

2、ドアの開閉は少なく、そして素早く。
ドアの開閉が多かったり長かったりすると、冷気が逃げ出して
冷蔵庫内の温度が上がります。
その逃げ出した冷気は、タダではありません。
電気代というコストがかかっています。

3、食品を詰め込み過ぎない。
食品を隙間なく詰め込むと、冷気の流れが悪くなり冷蔵庫が
均一に冷えなくなり、余分な電気代がかかります。

4、冷蔵庫の周りに適当な隙間を開ける。
冷蔵庫に周りに隙間がないと、冷蔵庫外への放熱が出来ずに電気代のムダです。

5、傷んだパッキンは取り替える。
パッキンが傷むと、隙間から電気代のかかった冷気が逃げて
電気の無駄遣いになります。

6、ドアはしっかり閉める。
ドアが何かに挟まってちゃんと閉まらないと、そこから冷気が逃げます。

7、冷蔵庫の背面も掃除する。
冷蔵庫の背面や底面の放熱部分に埃が溜まると、冷えが悪くなります。

8、冷蔵庫の中を整理する。
賞味期限の過ぎたものや冷蔵庫に入れる必要のないものは、入っていませんか?

それでは、もっと具体的な話をしましょう。
逃げた冷気は、いったいいくらでしょうか?
こんなデータがあります。

冷蔵庫に食品を詰め込んだ場合とその半分にした比較
年間で、電気43.84キロワットの省エネ。
電気代、約960円の節約。
原油に換算すると、11.27リットル相当。

冷蔵庫の開閉の回数
JIS開閉試験(冷蔵庫12分毎に25回、冷凍庫40分毎に8回)の開閉と
その2倍の開閉の比較
年間で、電気10.40キロワットの省エネ
電気代、約230円の節約。
原油換算すると、2.67リットル相当。

冷蔵庫の開閉時間
開けている時間10秒と20秒の比較
年間で、電気6.1キロワットの省エネ。
電気代、約130円の節約。
原油換算すると、1.57リットル相当。

冷蔵庫設定温度
周囲温度15℃で、設定温度「強」と「中」の比較
年間で、61.72キロワットの省エネ。
電気代、約1360円の節約。
原油換算すると、15.86リットル相当。

冷蔵庫の壁からの距離
上と両サイドが壁に接している場合と、上と片方のサイドが壁に接している場合の比較
年間で、電気45.08キロワットの省エネ。
電気代約990円の節約。
原油換算すると、11.58リットル相当。

冷蔵庫は扇風機やファンヒーターと違い、いつもキッチンにいます。
365日毎日生活を共にするわけですから、その人の生活そのものが
その中に凝縮されているように思うんです。

そのキッチンパートナーへの優しい行動が
ひいては地球にも優しいことになるように思います。
僕ももう少し、冷蔵庫に優しくしないと・・・


省エネ快適エコライフ

東芝ホームアプライアンスは、業界初めてとなる
庫内天井とヒーターを湾曲させた石窯のような構造の
オーブンレンジを発売するようです。


業界No.1の省エネタイプということなのですが
どういったオーブンレンジなんでしょう。続きを読む
省エネ性能の優れたDVDレコーダーを選ぶなら
経済産業省資源エネルギー庁省エネルギー対策課の出している
「省エネ性能カタログ、2009年夏版・家計に優しい省エネ家電ランキング」
を参考にするのがいいですよ。


その省エネ家電ランキングによりますと
まず、性能によって大きく4つに分類されています。

HDD(500GB未満)のみを有するもの
HDD(500GB以上)のみを有するもの
HDD(500GB未満)とVTRを有するもの
HDD(500GB以上)とVTRを有するもの


そのなかで
HDD(500GB未満)のみを有するもの
HDD(500GB以上)のみを有するもの
HDD(500GB未満)とVTRを有するもの

に関しては、さらに

付加機能を有さないもの
付加機能を1つ有するもの
付加機能を2つ以上有するもの

の3つに分かれ、都合9分類されます。


HDD(500GB以上)とVTRを有するもの

に関しては
「付加機能を2つ以上有するもの」にのみ分類。
すべて足すと10種類になります。


*付加機能というのは
2番組同時録画機能、iLink(DV端子)
MPEG4等の同時エンコード機能をいいます。




では、その10種類のDVD レコーダーの
省エネ性能カタログ(2009年夏版)の第1位を抜き出してみます。


●HDD(500GB未満)のみを有するもの
付加機能を有さないもの
・パナソニック ハイビジョンDIGA DMR-XE1




付加機能を1つ有するもの
・シャープ AQUOSハイビジョンレコーダー DV-ACW82

付加機能を2つ以上有するもの
・パナソニック ハイビジョンDIGA DMR-XW120


●HDD(500GB以上)のみを有するもの
付加機能を有さないもの
・東芝 VARDIA RD-G503K

付加機能を1つ有するもの
・シャープ AQUOSハイビジョンレコーダー DV-ACW85

付加機能を2つ以上有するもの
・東芝 VARDIA RD-S503


●HDD(500GB未満)とVTRを有するもの
付加機能を有さないもの
・パナソニック ハイビジョンDIGA DMR-XP25V

付加機能を1つ有するもの
・船井電機 HDD搭載ビデオ一体型DVDレコーダ DXRW250

付加機能を2つ以上有するもの
・日本ビクター らく録 DR-HX250

●HDD(500GB以上)とVTRを有するもの
付加機能を2つ以上有するもの
・日本ビクター らく録 DR-HX500
省エネ快適エコライフです。
こんにちは。

もうすぐ暑い夏です。
エアコンやクーラーを使う機会も増えますよね。

エアコン使用時の室内設定は、省エネのため28℃に
しようということが薦められています。

それ以外にも、部屋の開閉は少なく。
レースのカーテンやすだれなどで、日差しをカット。
外出する時は、昼間でもカーテンを閉める。
など、ちょっとしたことが省エネに役立ちます。

扇風機を併用することも省エネです。
そこで、サーキュレーター。

サーキュレーターは、見た目は扇風機。
でも、その名の通り空気を攪拌する性能に特化した機械です。





サーキュレーターの特徴として
扇風機の風より直進性が強く、より遠くまで届きます。
風通しが悪く湿気が溜まりやすい家の換気や
部屋の熱のかたよりを改善して
エアコンの効率をあげたりする目的で、使われたりしています。

デザインのおしゃれなタイプは、インテリア性の高さから
扇風機代わりに購入されるケースも多いようです。

ただし、一般的に扇風機より値段が高めで
首振りやタイマーなどの機能を備えたのは、あまりないみたい。
ただ、上手に使えばエアコンの省エネになります。

資源エネルギー庁の資料では
2003年の実績として「家庭の消費電力」のトップは
25.1%でエアコンですから。

楽天、サーキュレーター(空気循環機)売上売れ筋ランキング



省エネ快適エコライフ


LED電球と呼ばれている発光ダイオード電球
省エネ性は確かに高いのですが、その分の値段も高いです。

40ワットに相当する発光ダイオード電球で、1個1万円ほど。
かたや白熱電球は、1個100円。
100倍です。

長期的にみると、安くなるのかもしれませんが
なかなか手が出しにくい金額ですよね。

そんななか、東芝はLED電球を約半額の
5000円ぐらいにして販売するようです。

というのも、シャープが7月に
4000円程度の格安商品を出す対抗策として。



ところで、LED電球、電球形蛍光灯、白熱電球と
性能的にどこがどう違うのでしょう。
まとめてみました。


●白熱電球:価格100円:耐久時間1000時間

●電球形蛍光灯:価格1000円:耐久時間6000時間:消費電力、白熱電球の約20%

●LED電球:価格4〜5000円:耐久時間40000時間:消費電力、白熱電球の約12.5%



4万時間っていうのは、すごいですね。
1日10時間使うとして、10年以上もつっていうことですから。
二階俊博経済産業省大臣は、4月21日午前の閣議後に会見
省エネ家電の購入促進策について、コメントを発表しました。

概要は、こんな感じです。

エアコンと冷蔵庫、地上デジタル放送対応テレビの3品目を
省エネ型の機種に買い替えた場合
購入金額の一定割合を「エコポイント」として購入者に還元する制度を
5月15日以降の購入分から始める、と。


この制度は、2009年度補正予算が成立しないと
決まりません。
成立は、7月とも言われいました。

だから、買い控えが起こると懸念されていましたし
実際、買い控えが起こっているようです。

ヤマダ電機やビックカメラなどの大手量販店は
先行してエコポイントの還元が始まっています。

でも、中小販売店では財政的にも難しく
対応が進んでいないもよう。


そういった消費者の買い控えの心理を解消するため
早期実施することに、なったわけですね。

これで、2009年度補正予算の成立が
5月15日以降にずれ込んでも
5月15日購入分までさかのぼって
エコポイントがもらえることになります。




対象品目は、冷蔵庫・エアコン・テレビ。

対象条件は、エネルギー消費効率水準を示す「省エネラベル」が
星4つ以上の製品。

還元エコポイントは、エアコンと冷蔵庫が5%。
地上デジタル放送対応テレビは、地上デジタル放送の普及促進を目的に、5%プラスされて10%。

あと、古い家電をリサイクルに出せば
リサイクル料相当のポイントもつく見込みです。


買うなら5月15日以降ってことですね。


日立の冷蔵庫で「エコ」の謳い文句が
不当表示されていたそうです。
それによって、2008年度省エネ大賞会長賞も返上。

いったい、どういう不当表示がされていたのでしょう。
ヤフーニュースから引用します。

引用ここから・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


廃棄された冷蔵庫の樹脂を断熱材に使い、製造工程での二酸化炭素(CO2)排出量を48%削減したなどとうたいながら、実際にはリサイクル材をごくわずかしか使っていなかったとして、公正取引委員会は20日、日立製作所の子会社「日立アプライアンス」(東京都港区)に対し、景品表示法違反(優良誤認)で排除命令を出した。
問題の冷蔵庫は昨年度、経済産業省の「省エネ大賞」を受賞したが、同社は命令を受けて大賞を返上、同省もこの日、受賞を取り消した。

 公取委によると、同社は昨年9月以降に発売した冷蔵庫9機種について、ポスターや新聞広告で「使用済み冷蔵庫の樹脂を極細繊維化し、真空断熱材の芯材として活用」などと表示。しかし、このうち6機種ではリサイクル材は使っておらず、残る3機種も、わずかな量しか使っていなかった。また、9機種の中の1機種では、カタログや自社サイトで「真空断熱材製造工程でのCO2排出量 約48%削減」と表示していたが、実際の削減量は48%を大きく下回っていた。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090420-00000994-yom-soci

引用ここまで・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


省エネ大賞ちょうど、先日、ヨドバシカメラに
省エネ大賞の家電を、見に行ってきたところだったのでビックリです。

省エネ大賞受賞を、かなりPRした販促だったのですが、不正があったとは。
これほどの大会社が、なんでそんなことするんでしょうか。
考えられません。


ほんと、何を信じていいのか
分からなくなりますね。


政府は、追加経済対策として
省エネ家電を購入すると購入商品の5%を
エコ・アクション・ポイントというかたちで
還元する方針のようです。

ところで、このエコ・アクション・ポイントって?

エコ・アクション・ポイントは、2008年度から
環境省が省エネ家電の普及や
エコ意識を向上させることを目的とした事業です。

全国型と地方型があります。

対象省エネ家電は
●省エネラベル制度の「緑マーク」商品
●省エネ法での基準で、2つ星以上
●電球型蛍光灯



今回の追加経済対策で対象になる省エネ家電は
冷蔵庫、洗濯機、エアコン、電子レンジ、電球型蛍光灯など
一定の省エネ基準を満たす商品です。

地デジ対応の薄型テレビに対しては
さらに5%の上乗せし、10%にすることも検討されています。


で、このエコ・アクション・ポイント
何に使えるかってことですが
他の商品が買えるって、ことのようです。

かなり、曖昧です。
買った店だけなのか?
どこも店でも使えるのか?
家電以外でも使えるのか?

そのへんは、ちょっとわかりません。
詳しいことは、また、発表になるかと思います。


不要になったアナログテレビのリサイクル料金には
エコ・アクション・ポイントを、使えるようにはするみたいです。


最近の家電は、かなり省エネが進んでいます。
どれぐらい省エネ技術が進歩してきているのか
ちょっと調べてみました。

今回は、液晶テレビ。
ソニーの「BRAVIA KDL−46V5」を取り上げます。




2009年春からソニーが発売する
BRAVIA V5シリーズは、ほんとうに
かなり省エネが進んでいますよ。


まず、大きな特徴は
電源コードを抜かずに、電源オフ時の電力をほぼ0wにできる
「省エネスイッチ」を取り付けたことです。

今までであれば、電源を切ったとしても
待機電力っていうんですか、微弱な電気が流れていました。
それを節電しようと思えば、コンセントから
電源コードを引き抜く必要がありました。

コンセントから電源コードを抜くといっても
大きなテレビだと、裏に回って壁との狭い隙間に
手を伸ばさないと抜けなかったり
けっこう大変ですよね。

それが、電源スイッチをオフにするだけで
電力が0wになるんですから
ちりも積もれば、すごい省エネです。


次の省エネは、人感センサーをテレビに搭載したこと。
エアコンなんかでは、すでにありますが
テレビでは、初めてじゃないでしょうかね。

人感センサーは、テレビの前に人がいなくなるとそれを感知
自動で映像がOFFになって、音だけが流れるようになります。
再び人の動きを検知すると、自動的に画面がオンに。
また、30分間動きがないとスタンバイ状態になります。

料理をつくりにちょっとキッチンへ行ったり
トイレに行って、ついでに何か所用をした時なんかも
この賢い液晶テレビは、こまめに節電してくれます。


それから、バックライトの省エネ。
HCFL(熱陰極管)バックライトは
従来のCCFL(冷陰極管)バックライトよりも
多光量、高発光効率、低消費電力が可能です。

でも、HCFLの細管化するのは、かなり難しいことでした。
それを今回、ソニーが、細管化に成功。
明るく美しい映像と省エネの両立を可能にしたのです。

この技術開発によって、従来品よりも
消費電力を40%削減することに成功したそうです。



ソニーの「BRAVIA KDL−46V5」
知らない間にも
日々、液晶テレビも進化しているのですね。




環境省は、省エネ製品へのエコ替えを促進するために
省エネ製品買換ナビゲーション(しんきゅうさん)サイトを
オープンさせました。

0002しんきゅうさんって、ネーミングはどうでしょう。
マンガの一休さんのようなキャラクターが、ナビゲーターになっています。



で、何ができるかと言いますと
エアコン・テレビ・冷蔵庫・照明器具の家電4品目を
エコ替えすると、どうなるかを計算してくれます。

計算項目は、年間消費電力量・年間電気料金・年間CO2排出量。
これらが、どれだけ減るか計算し、それが年間CO2吸収量の
スギの木何本分に相当するか、算出してくれるのです。


やり方は、そんなに難しくなく
例えば、冷蔵庫なら、お使いの冷蔵庫の購入年、定格内容積、メーカー、型番を選択。
その後、購入予定の冷蔵庫の定格内容積、メーカー、型番を選びます。
プルダウンで出てきますから、クリックするだけ。



パソコンだけでなく、携帯電話を使っても利用可能ということなので
家電量販店の店頭などでも、エコ度をチェックしながら
品定めしたりという使い方もできますね。


環境省によると、家庭のCO2排出量は1990年比で
約40%増加しているそうです。
しんきゅうさんが、CO2排出量増加に歯止めをかけるのに
一役買えるのか、冷静にみていきたいです。

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