省エネ節約術:企業、会社
昨年(平成17年)の8月、エネルギーの使用の合理化に関する法律
即ち省エネ法が改正されました。
今日は、その改正省エネ法について。
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改正省エネ法で何が変わったのでしょうか?
法律を読みなれている法律家の人はともかく
普段法律とは、かけ離れてたところいる僕にとって
ほとんど外国語ですね。(笑)
まず、改正省エネ法の冒頭、総則。
目的)第1条
この法律は、内外におけるエネルギーをめぐる経済的社会的環境に応じた燃料資源の有効な利用を資するため、工場、輸送、建築物及び機械機器についてのエネルギーの使用の合理化に関する所要の措置その他エネルギーの使用の合理化を総合的に進めるために必要な措置等を講ずることとし、もつて国民経済の健全な発展に寄与することを目的とする。
日本は、石油などのエネルギー資源の大部分を輸入に頼っています。
しかも、国が豊かになりエネルギーの使用量も増え続けています。
それは、日本だけでなく中国をはじめ世界的にエネルギーの
使用量は増加中です。
更には、産油国の様々の問題等で原油供給力は弱くなっています。
こういう需給バランスが崩れていく中で改正省エネ法は誕生しました。
日本のエネルギー自給率は先進国の中でもかなり低いレベルにあります。
それに、原油の中東よりの輸入に占める割合が増大傾向です。
エネルギーを巡る国際環境は、楽観を許さない状況にあります。
この改正省エネ法の改正点は
●エネルギー消費の伸びの著しい輸送分野
●産業分野の更なる取り組みの強化
●各分野の幅広い省エネルギー対策強化
●熱と電気の区分統合
●工場事業所の省エネ努力
●エネルギー管理士制度の改正
など・・・・・詳しくは
平成17年度改正 省エネ法の解説 工場・事業場編―エネルギーの使用の合理化に関する法律 (単行本)