トップページ山猿コラムお中元と太陰太陽暦と太陽暦【省エネ快適エコライフ】
環境適応車、ISO50001、燃料電池、ヒートアイランドなどなど
分かりそうで分からない、最近よく使われる言葉
いろいろ調べて、分かりやすく解説できたらと思っています。

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山猿コラム

お中元の季節ですね。
もうこの時期、関東地方のお中元時期は終わっていますが・・・
そんなお中元のふとした疑問を今回取り上げてみます。

その前に、ランキングよろしくお願いします。

お中元を贈る時期についてです。
関東と関西ではお中元の時期が違いますよね。
関東のほうが早いのです。
1ヶ月ばかり。

関東ではだいたい6月下旬から7月15日ぐらいまででしょうか。
一方関西ですが、7月中旬から8月15日ぐらいまでという具合です。

何故違うのでしょう?
一緒の方が世話ないのにって思いますよね。

少し調べてみました。
調べてみると、その違いは明治時代の文明開化により
西洋の文化が取り入れられ、
太陰太陽暦から太陽暦(西暦)に変わったことによる
弊害みたいですね。

明治政府は、
「明治5年12月3日を以って、明治6年1月1日とする」とし
強引に太陽暦を取り入れました。
それによって約1ヶ月、色々な伝統行事なんかにズレが生じた訳です。

旧暦では7月15日あたりがお盆でした。
しかし、新暦になるとそのまま7月15日をお盆とするところと
その頃は農繁期で忙しく先祖供養ができないので
約1ヶ月遅らせてお盆をするところとに分かれたわけです。

前者(新暦でも旧暦のまま7月15日をお盆とする)は関東。
後者(農繁期で忙しいので1ヶ月遅らせる)が関西ということになります。

お盆の頃に、ご挨拶として贈答(お中元)する慣わしがあったので
そのように1ヶ月のタイムラグが生じたようですね。

興味深いのは太陰太陽暦のシステムです。
月が地球を一周するのに29.53日かかります。
その12ヶ月分の354日と、
地球が太陽を一周する365日に生じる差である11日。

このずれが3年で約1か月となるので、
約3年に1回、余分な1か月(閏月)を挿入して、
ずれをうまく工夫し解消しているのです。

かたや
かたや太陽

地球周りを回ることと
地球周りを回ること。

そこの間に何かしら違いがあるとしたらば、

それは・・・・

気に入っていただければ、ランキングにご協力を。

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この記事へのコメント
1. ケイスケ   2006年07月25日 00:31
コメントありがとうございます。
自分も特進でブログ始めました。
これからもよろしくお願いします。
2. 省エネ快適エコライフ   2006年07月25日 13:31
5 こんにちは、ケイスケさん。

こちら和歌山では
本格的な夏を思わせる暑さです。

夏バテなどしませんように。
これからもよろしく。
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