トップページ地球温暖化:国際排出量取引排出した二酸化炭素を土の中に埋めるという発想【省エネ快適エコライフ】
環境適応車、ISO50001、燃料電池、ヒートアイランドなどなど
分かりそうで分からない、最近よく使われる言葉
いろいろ調べて、分かりやすく解説できたらと思っています。

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地球温暖化:国際排出量取引

今日の日経新聞の記事です。
その記事によりますと

Jパワー、石川播磨重工業と経済産業省は、石炭火力発電所が排出する二酸化炭素を液化して地中に埋設する日本の技術を世界で始めて豪州で事業化する。

とあります。
石炭は、価格が安く埋蔵量も豊富です。
最近の原油高で見直されてもいます。
でも環境問題から、石炭火力発電は敬遠されがちです。
といいますのも、燃焼時の二酸化炭素排出量が天然ガスの2倍ですから。

そんな状況の中、この事業が広がりを見せれば、石油・天然ガスへの依存度を弱められます。
問題は、コストです。
二酸化炭素を液化する施設をつくらないといけません。
そうしたもろもろも経費を含めて、温室効果ガス排出権の価格を下回らないとなかなか進展しないでしょう。

以前の記事で書きましたように、欧州の二酸化炭素排出権は最高値を更新しました。
今は、また少し下がったようですが・・・
仮に1トン30ユーロ(1ユーロ143円として)4290円、これを下回れるかどうかです。

気になるのが、土の中に埋めるってどういうこと?だと思います。
新聞によりますと、地球には液体・気体を通さない基盤があるらしいのです。
それじゃそれをどうやって探すのでしょう?
それは、天然ガスをとった跡地に埋めるようです。
天然ガスが封じ込められていた穴倉に、液化した二酸化炭素を埋めるんです。
すばらしいアイデア。

中国では、電力の約60%を石炭が占めます。
これからもドンドン電力需要が増える見通しです。
そんな中国にも今後、この事業が広がりを見せていくことでしょう。

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